VIエディタでの入力 "esc ZZ" について説明いたします。
1. `esc`
これは "Escape" キーを押す操作です。これにより、VIエディタのノーマルモード(通常モード)に移行します。ノーマルモードでは、通常のカーソル移動やコマンドの実行が行われます。
2. `ZZ`
これはコマンドです。ノーマルモードで `ZZ` と入力することで、現在のファイルを保存し、VIエディタを終了します。つまり、変更がある場合は保存してから終了します。
VIエディタの基本的なコマンドには、ノーマルモードでのさまざまな操作が含まれており、それぞれが特定のタスクを実行します。`esc` キーを使用してノーマルモードに移行し、コマンドを実行することで、ファイルの編集、保存、終了などの操作を行うことができます。
なお、"esc" は "Escape" キーの略語で、通常はキーボード上部に位置しており、VIエディタではコマンドモードからノーマルモードに切り替えるために使います。このコマンドは VI エディタの由来に関連しています。VI(Visual Editor)は、1976年にビル・ジョイによって開発されたテキストエディタで、UNIX系オペレーティングシステムで広く使用されています。 "ZZ" のコマンドは、ファイルの保存と終了を行うためのショートカットとして採用されています。