Linux LPICレベル1 コマンド

ps ax、ps -ef、pstree、それぞれの機能。

下記は ps ax、ps -ef、pstree、各コマンド、そのオプション、機能、効果、読み、由来についての解説、情報です。

1. `ps ax`

- コマンド: `ps` (プロセスのステータスを表示)
- オプション: `ax` (a: 全てのプロセスを表示, x: ターミナルセッションと関連付けられていないプロセスも表示)
- 機能: 実行中のプロセスを表示し、ターミナルセッションとは無関係なプロセスも表示します。
- 効果: システム上で実行中のプロセスの一覧を表示します。
- 読み: "ピー・エス エーエックス" または "プロセス ステータス リスト"
- 由来: "ps"は"プロセスステータス"の略語です。

2. `ps -ef`

- コマンド: `ps` (プロセスのステータスを表示)
- オプション: `-ef` (e: すべてのプロセスを表示, f: フルフォーマットで表示)
- 機能: 実行中のプロセスを詳細な情報とともに表示します。
- 効果: システム上で実行中のプロセスの詳細な一覧を表示します。
- 読み: "ピー・エス ダッシュ イー エフ" または "プロセス ステータス フル"
- 由来: "ps"は"プロセスステータス"の略語です。

3. `pstree`

- コマンド: `pstree` (プロセスツリーを表示)
- オプション: 通常は特定のオプションなしで使用します。
- 機能: プロセスツリーを表示し、プロセス間の親子関係を視覚的に表示します。システムのプロセスの階層構造を示します。
- 効果: システム上で実行中のプロセスをツリー形式で表示し、プロセスの関係性を理解します。
- 読み: "ピー・エス・ツリー"
- 由来: "pstree"は、プロセスツリーを表示するためのコマンドです。

各オプションの由来

"ax"、"-ef"、および由来に関する情報。

1. `ps ax`:

- "a" オプションの由来

"a" オプションは "ps" コマンドのオプションで、すべてのプロセスを表示するためのものです。由来は明確には文書化されていませんが、おそらく "all" の略語として使用されています。

- "x" オプションの由来

"x" オプションは "ps" コマンドのオプションで、ターミナルセッションと関連付けられていないプロセスも表示するためのものです。由来は"extraneous"(余分な)または"unassociated"(関連付けられていない)プロセスを表示するために使用されている可能性があります。

2. `ps -ef`

- "e" オプションの由来

"e" オプションは "ps" コマンドのオプションで、すべてのプロセスを表示するためのものです。"e" は "everything"(すべて)を表すと考えられています。

- "f" オプションの由来

"f" オプションは "ps" コマンドのオプションで、詳細なフォーマットでプロセス情報を表示するためのものです。"f" は "format"(フォーマット)を表すと考えられています。

コマンドやオプションの由来は、一般的に標準的な略語や意味に関連付けられていますが、正確な由来は特定の文書化に依存することがあり、曖昧な場合もあります。